2017年12月06日

有機農業研修~秋冬野菜~ @神奈川県


こんちわ。
ひろきです。

最近一気に寒くなってきましたね。
夏生まれの僕にはかなりきついです。
早く夏がこないかな。


さて本題。

11月3~5日の二泊三日で神奈川は愛川町に行き、有機農業の研修を受けてきました。

島根からの大遠征でしたので、最初はかなり迷っていました。
島根から東京まで夜行バスで片道12時間、東京から愛川まで約1時間。また、それにともなって移動費もついてきますので、一世一代の大イベントでした。(大袈裟)

でも、参加させていただきました。
最高でした。

かなり有意義な時間になり、行った甲斐があったなと思います。

最高の講師陣、有機農業や自然環境の循環に関心がある方いろんな方がおられ、とても刺激を受けました。

受講内容もさることながら、西条柿や島根に関心を持ってくださる方とも出会えたことはとても大きかったです。


本講義は、座学→圃場見学→座学→懇親会→座学→圃場見学→座学→懇親会→座学→質問コーナー、といった感じで楽しい3日間が過ぎ

理論の構築の仕方や、経験から来る感覚的な判断の大切さ、土作りの重要性などについて学ぶことができました。

その中で僕が特に参考になったこと、気づきを、2つ共有したいなと思います。

まず、

①ニンジンの葉を食べる幼虫が全部菌に感染して死んでいたこと。

について

これは、愛川町の有機農家さんの圃場を見学させていただいた時の話です。

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こんな感じで、ほぼほぼ葉っぱの上でミイラ化していました。(ニンジン畑)

他の作物でもでした。

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本やネットでは、少し見たことがありましたが、圃場で見るのははじめてでした。

この害虫と言われる幼虫さん達が、こうやって死ぬにはいろいろと理由があると思いますが、主に2つピックアップ。

1つは、圃場中に昆虫に感染する菌類がちゃんと存在すること。

もう1つは、幼虫の体調が健全でなくなる、または弱まること。

です。

感染する菌は、どこの圃場でも少なからずはいると思うのですが、殺菌・殺虫剤をまくことでその割合は減少し、菌は殺され、また宿主となる幼虫がいなくなる。
そのため、一般的な圃場ではこういった感染する幼虫を見ることが少ないのかなと考えました。

また、ある一定の大きさまでは幼虫が成長できていたことから、環境の変化、特に秋冬の寒さで成育が弱まったことから感染しやすくなったのかなと考えました。(仮説)
その他にも、「幼虫を半殺しにしてから放すと菌類に感染されやすくなり、他の幼虫にも感染して死んでいく」との話もあったので
人間同様、体調が弱まるということも条件の1つかなと思いました。


次に

②スギナの生息地と対処法。

について。

スギナがはえるところは【酸性土壌】と言われたりしますが、必ずしもそうではなく(というか日本の土壌はほとんどが酸性より)、それよりも重要なのは約30㎝以内に耕盤層(土壌踏圧によりできる層)があり水はけが悪い場所に生えやすいということです。

水はけの悪さの要因にもよりますが、耕盤層があって水はけが悪い場合、耕盤層を壊す(例えばオクラなどを栽培する)事で水はけをよくする、という話をお聞きしました。

気温や土壌、作物、虫だけではなく【雑草】にもよく注意して観察していかないといけないなと思いました。


他にもたくさんの事を教えていただきましたが、またどこかで共有できればいいなと思います。


そして、講師として来ておられた山下一穂さんが先月お亡くなりになられました。

初めてお会いしたのは2年前の講演会でした。

慣行農業VS有機農業という次元ではなく、いい技術を共有しあい、次世代に素晴らしい自然や農業等をどう残すか?
「○○農法」が良いだ悪いだで争い技術進歩しないことで喜ぶのは誰か?

そのようなことを実践しながらも発信しておられた山下さん。

農業技術も考え方にも影響を受け、今の僕があるなと思います。

思っていた以上に早く他界されたため、僕もちほちゃんも心に穴が空いたような気持ちでいっぱいでした。

でも

立ち止まってはいけないなぁと。

次にバトンを繋いでいかないといけないなぁと、そう思う次第です。


僕らにできること、挑戦したいこと。
自ら考え、直感で動けるようにしていきたい。

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今週のほんわかファミリ~はこちら↓
【マルシェと販売戦略と、時々あしけん】
https://youtu.be/xqj5YsshbDA

前回の西条柿の被り物作成動画の続編ですが
果たした被り物の効果はあったのでしょうか?笑

この日、合わせ柿(4L)1個150円で販売させていただきました。(産直コーナーでは1個60円以下という激安な状況で。)

農業を継続する上で、原価(原材料+人件費+来年の作付けのための利益)を考えながら販売しないといけません。

販売戦略が「安さ」だけの経営は、健全な経営とはいえないのです。


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《この前長芋を掘ったけど、傷つけずに掘るのが難しい》
posted by ひろき と ちほ at 10:12| Comment(0) | 農業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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